3月13日、天城町の各中学校(1小学校含む)、天城中学校、北中学校、西阿木名小中学校にて、平成29年度卒業式が行われました。
たくましくもしなやかに旅立っていく姿が、歌声や表情から伝わってきました。
生徒が涙するその姿は、当時の自分を重ね思い出しながら、胸が切なくなりました。
小規模学校である西阿木名小中学校では、小学生1人、中学生2人の卒業式でした。
卒業する1人の6年生の生徒は、なんとたった1人で「仰げば尊し」を何十人もいる保護者や先生、在校生徒の皆の方を向き堂々と歌いました。
当時のわたしでは考えられないこの度胸にわたしは驚き、またその美しい歌声に感動しました。
中学生の答辞も、先生や友達一人一人、家族に丁寧にメッセージを伝えるとても感動的なものでした。
本当は大人数で歌えた方が嬉しかったかもしれない、
本当は恥ずかしがり屋で人前でスピーチするのも嫌だったかもしれない。
でもその時見せてくれたたくましい姿が、
わたしたちに大きな感動と勇気を与えてくれたことは事実です。
小規模学校ならではの良さに溢れた、本当に素晴らしい卒業式でした。
卒業生の皆さん、保護者の皆様、本当におめでとうございます。
新たな門出に心よりお祝い申し上げます。
のせたかこ
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